漆喰とは消石灰という成分で、水酸化カルシウムや炭酸カルシウムから出来上がっています。
消石灰に麻や藁といった植物の繊維をまぜたり、海藻などのとろみで糊状にして壁に貼り付けて使います。
しっくいは空気中の二酸化炭素を吸収することで徐々に固まっていく性質があります。
蔵や家の壁に使われていて、漆喰の上から塗装をすることもできます。
防水性があるので壁につかえるのですね。
そのほか、湿度を調節したり、防臭・防カビといった働きもあります。
防音効果もあります。
ホルムアルデヒドのぶん会・吸収もできるということで注目されているんですね。
漆喰のメリット・デメリット
漆喰を外壁リフォームに使う場合のメリットとデメリットをまとめます。
漆喰のデメリット
- 傷が付きやすい
- 施工時間がかかる
- 塗りたては臭う
- 漆喰だけでは水を弾かない
漆喰のメリット
- 耐久年数が長い(100年以上)
- 防臭・防カビ効果
- 防音効果
- インフルエンザ予防になる
漆喰のなかに混ぜる材料によっては防水性がない場合があるみたいです。
外壁を漆喰で作りたい場合は、どんな漆喰を好つかうかも事前にチェックしましょう。
漆喰の主な種類

- 本漆喰(ほんしっくい)
海藻でのりをつくって麻の繊維と塩焼き消石灰を混ぜたもの - 土佐漆喰(とさしっくい)
3か月以上発酵したワラと水、塩焼き消石灰を混ぜて熟したもの - 既調合漆喰(きちょうごうしっくい)
焼き消石灰、麻すさ、炭酸カルシウム、粉末海藻のりを混ぜた粉末製品 - 琉球漆喰(りゅうきゅうしっくい)
ワラ、生石灰、水を混ぜて熟成したもの - 漆喰(しっくい)関連商品
漆喰の機能を持っている塗料と海外製の消石灰を混ぜたもの
漆喰を外壁に使う場合には、施工時間がかかり、左官職人の技術力によるところが大きいのが特徴です。
うまく塗ることができないと、すぐに剥がれてきたり、水が染み込んで雨漏りや結露・カビの原因になってしまうこともあります。
しっかりとした技術力のあるリフォーム業者に依頼することが大切です。
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